N様邸古民家リノベーション - 北九州のリフォーム・リノベーション・店舗改装ならユニールテクニカへ！

北九州NO.1 リノベーション集団！

N様邸古民家リノベーション

［北九州市］［小倉南区］

［古民家］［リノベーション］［無垢の床］

波板交換を皮切りに、減築、活用されていない二階の和室3部屋の改修、断熱工事、2重窓（インプラス）設置を行いました。
こちらにお住まいのご夫婦が快適に過ごせるように、また住宅が持つ素晴らしい魅力がひきたつようなリノベーションをしていきたいと考えました。
古いものを新しいものに変えることは簡単ですが、古いものが本来持っている魅力を無視した操作をしてはいけません。

波板交換

Before

まずは清掃です。

清掃完了☆

古くなった波板を撤去します。

バリバリ

撤去完了☆

新しい波板をセット

抜いていた煙突部分に穴をあけて再び差し込み、コーキングします。

完了です☆

減築&解体

Before 昔の増築部分にトイレと洗面台がありました。

Before 引きで見てみましょう

この柱で支えられた出っ張り部分を消して見せましょう☆　もちろん、解体という地道な作業でございますけど。

まずはパイプや配線などを撤去します。

続きまして、外壁を大ハンマーでたたき壊します。

オリャー！

ホジホジホジ　ガンガンガン！

一皮むけました。

足場材を運んできました。これはレンタルの軽トラまだジャンボくんはいない頃です。

組み立て完了☆これで外壁を解体していきます。

はい。剥がしました。

こっち側もね。

まさかのペリ。瞬殺☆いつもこう簡単だといいんですけどね☆

続きまして、一階部分の下地を解体します。

ホジホジホジホジ

解体完了☆

これ以上壊すと二階の重みで倒壊します。

引きで見てみましょう。次は内部から壁を抜いていきます。

こちら内部です。トイレや洗面所です。

解体します☆

秘儀☆壁抜き！冗談です☆

外から見てみましょう☆壁…

柱だけになりました。

スッカスカ

スッカスカ

積み上がるごみの山

只今の外観はこうです。どうなるのでしょうか？

では和室の床の間部分を壊していきます。

せーの

バリバリバリ

そして壊す

柱だけになりました。

これは火打ちという斜材をはずしているところです。

梁をはずして次は柱。これは簡単です。優しくこねてあげると造作もなくとれます。

この時点では2階の床はまだ解体していません。作業上床があったほうが便利で安全だからです。

2の軸組解体が完了したので2階の床を剥ぎました。

根太を解体して、梁を順番に解体して、最後の柱2本・梁1本の状態。

スッキリ減築終了。怪我も事故もなく安全に作業終了いたしました。

続きまして、内部の解体です。こちらBefore

ふすまや家具のゴミを全部撤去しました。

Before

撤去に次ぐ撤去

では壊しまーす！ミヤモトイキマース！

ブワサッ（←見えない）

ぶふぉーーー（←何かしてます）

どんがらがっしゃーーーーーん（←こわしているんでしょうな）

バリバリバリバリ（←あ、人影が見えましたよ）

やっぱり壊してました！（←そりゃそうだろ）

柱を倒しています。のが見えました。

視界が晴れました。どうやら終わったようです。その視界の先は…

これだ。神様のような梁

眺めてないで片付けよう…

というわけでスッキリ。解体完了です。ここにあんなお部屋を作るのだ！

外壁

解体後の外部、通常の住宅だと土台が約400ミリくらい地上に出ているのですが、こちらの古民家は土台と外部のコンクリート土間の高さが逆転してしまっています。

おそらく、最初は低かった土間にコンクリートを打って高くしたために逆転してしまったものと思います。

このままだと土台が水に濡れやすく、腐食の原因になりますので、コンクリートブロックで立ち上がりをつくることにしました。

ブロックの下に敷くモルタルが流れない様に簡単な型枠を作っています。

型枠完成☆

右側も完成☆

レーザー墨出し器でブロックの高さを決め柱にマーキングしています。

モルタルを練ります。砂２：セメント1：水1くらいの分量です。重労働です。重労働です。大切なことなので2回言いました。

練ったモルタルを敷きこんでいきます。

ブロックをモルタルの上にセットしていきます。水平器で傾きを見ます。

ブロック積み完成☆

NEXT!ブロックの穴と、ブロックと既存外壁の間にはモルタルを詰めます。

この作業だけではほぼ丸一日かかりました。モルタル合計255キロ！

続きまして、窓を取り付けるための枠（＝まぐさ）をつくります。

そのまぐさを作るためには、左側の垂れ壁が邪魔なので撤去します。

バカ！

撤去完了☆

2階が現場ですので、材料を上げます。窓から入れます！

まず寸法を測ってレベルを出して

材木をカット

取付完了☆

まぐさがついたら外部にまわりまして、透湿防水シートを貼っていきます。

下から順番にタッカーという大きなホッチキスで止めていきます。

完了☆シートが貼っていない部分は開口部。すなわち窓が入ります。

では、窓を取り付けます☆

断熱性・気密性・遮音性の高い樹脂サッシを採用しています。ガラスはもちろんペアガラス。

大変重いです。

いっぽう、サッシの枠は軽い。あらかじめ開口しておいた「まぐさ」にセットします。ビスと釘で固定します。

内部側からもビスを打って固定していきます。

サッシを入れて完了☆

再び外部へ。積んだブロックに水切りというガルバリウム鋼板製の金物を被せるのですが、幅が広いので下地を作ることにします。まず胴縁と呼ばれる材木21×45をブロックの根元に固定します。

コンパネをカットして取付

下地完成☆

板金のエキスパート吉開板金　松浦さんの出番です☆

板金の加工を工場でしてきてくれております。現場で微調整をしながら取付しているところです。

白いガルバリウム鋼板の幅広水切りがかぶりました。これくらい幅が広いと下地のコンパネがないとぶわんぶわんになってしまいます。

NEXT!外壁材（サイディング）工事の下準備。胴縁を打ちます。

完成☆

サイディングの出番です。雨漏りしない。腐らない。劣化しにくいということで、最近の住宅の外壁はほとんどこれです。寸法は455mm×3030mm。厚みは15ミリ。そして重さは1枚24Ｋ。40枚ありますから、全部で960kg…もう1トンです。

1枚1枚寸法を測ってカットしていきます。

今回は縦貼りですが、横張りにする場合もあります。

貼ったそばから釘を打った部分の補修塗装。

測る　切る　運ぶ　足場登る　貼る　塗る

測る　切る　運ぶ　足場登る　貼る　塗る　永遠と続く流れ作業

ほいでこんなカギカギのところ、どうするの？

こうするの…真面目にご説明いたします。こちらは立派な古民家でして、化粧垂木を現しにしているのですね。垂木の凹凸に沿ってサイディングをカットしながら取付していくのですね。大変なのですね。

サイディングを貼り終えたらコーキングをします。

ドアの枠も

ホワイトで塗装

サイディング完成☆

こちら茶色の外装は　リブトタン板と言います。これがボロボロに錆びていて雨漏りの危険性大です。この腐食は、経年劣化というよりも電食による腐食です。

今回の工事範囲でないといえばそうなのですが、このまま放っておけないので補修します。キレイにカットして新しい下地を入れ

新品のリブトタンを貼ります。

補修完了です。これでひとまず安心

それから新しい樋もつくります。こちらも吉開板金の松浦さんです。

樋できたー

樋できたー

ウォークインクローゼット

こちら、昔は子供部屋だった和室。

お客様にいるもの要らないものをわけていただきました。

お片づけ&清掃

畳を剥がして

あたらしい床を作ります。そのために下地、根太をうちます。

床のレベル誤差を±1mm以下にするべく、レーザーで測りながら厚みの違うパッキンを仕込んでいきます。

パッキンを入れ

バスン！！と打つ

レベルの差がこんなにあるんですねー

長手方向の根太完成☆

さて、こちらの正面上部に見える垂壁。ここには、今は外していますが、4枚建ちの引き違い戸があります。その先が廊下。

ミヤモトは思った。この垂壁　ｲﾗﾈ　お客様と相談して、廊下までクローゼットとして一体的な空間にしてしまおうということになりました。

そうと決まれば解体だ

かいたい〜♪かいたい〜♪

ﾌﾝﾌﾝﾌﾝﾌﾝ♪かいたい〜♪

垂壁&敷居の撤去完了☆

廊下部分へ根太を延長。

続きまして短手方向の根太を入れていきます。

XY両方向に根太が入りました。床のレベルも調整して±1mm以内に収まっています。

針葉樹合板を貼りました。

レベル調整の甲斐あって、真っ平らです。

続きまして壁の下地を作ります。レーザーでマーキング。

壁下地完成☆

こちら廊下だったところの天井下地

下地完成☆

天井ケイカル板貼りです。

壁プラスターボード張りが完成☆

床フローリング貼り

傷がついてはいけないので、養成ボードで覆われているフローリング。貼ったけど見えません。

家具を造ります。大工さん手作りのクローゼット。

大容量の棚完成☆

別アングルから

塗装のため、パテをいれて。

塗装します。美しいホワイト！

照明をつけます。

お部屋中心にはホワイト。廊下だったところにはもともとあったかわいいオレンジの照明を戻しました。

床の塗装をします。

ダークブラウンです。ホワイトとのコントラストが美しい☆

ハンガーパイプを取り付けます。

大容量〜

なんぼでも服かけてください！！

階段を上がって左に目をやるとこんな具合！

ゲストルーム

もともとは6畳の和室と6畳の洋間、廊下という間取りでした。これを一つの大きな空間としてまとめ、ゲストルームにすることになりました。

まずは根太。レベルを調整しながらの作業です。

断熱材。一般名称スタイロフォーム（厚み＝40mm）商品名はカネライト。これを敷き詰めます。

その上に針葉樹合板を貼っていきます。

ばすんばすんばすばす

ばっすんばすばす　まるで田植え。植えているのは釘です。植えているんじゃないけど、打っているんだけど（←わかってます）

加工台や道具たちを移動し、残りの半分も同じ作業。根太を打って

スタイロを入れて

針葉樹合板を貼る

壁の下地を入れます。

縦と横に

全面です。

この面がちょっとやっかい

こことか手間がかかります。

床の間だったところ。ここは見せる収納になります。

下地完了☆

断熱材を入れます。断熱材が入ると室内が暖かくなります。二重窓インプラスの枠も入りました。

断熱材は隙間なくびっしりと詰めます。

こちらも二重窓インプラスが入りました。

フローリングを貼ります。

ドアの枠をつけて

ボードを貼ってゆく

梁のまわりもピタッと合わせます。

美しき助け合い。いつもお世話になっている大工のささやん様とりょうちゃんです。アリガトウゴザイマス！

そしてボード完成。美しい仕上がり。しかも黄色かわいー！このままでもいい感じ！でもそういう訳にはいきません。

でもかわいー

きれー！！

めろめろー！（←なにかのモノマネをしているようです）

続きまして、家具の造作

壁面を本棚に。こちらのご主人は大変な読書家で膨大な量の書籍をお持ちです。

床の間は

このように可動式の棚に

コンセントの横にコードを通す穴を開けます

便利ー☆

ドアを取付けて

大工さんのお仕事はおしまいです。

びっしりと棚いっぱいの本棚。寸法ぴったりの収納

こちらも本棚&デスク　もう無塗装でもいいんじゃないかというくらいの仕上がりです。

インプラスも入りました。

そして吹雪の朝

塗装屋さんが入ります！

まずは養生。ナニはともあれ養生です。

そして、溝という溝。穴という穴にパテを入れます。

梁を着色。一気に重圧感あふれる天井に。

パテ一回目

パテ二回目

パテ三回目。パテは何回も平らになるまで行います。

そしていよいよ塗装開始です。

各面ご覧ください。

家具も

カベも

いかがでしょう。このホワイト感☆梁とのコントラストがたまらん美しいです。この面はアクセントカラーを入れます。ミヤモトおすすめカラーはあずき色でしたが…

お客様のご希望で、アクセントカラーはこのブルーに決定しました☆ブルーもいいですよね。爽やかでポップなイメージです。

では塗ります☆

できたーーー！ブルー！！目が覚めるような鮮やかなブルーです。

塗装工事の合間に照明を取り付けました。

梁と梁の間にライティンググレールを取り付けました。まるでショップです。

最後に床を着色します。こちらも天井と合わせてダークブラウンに。

できたーーーー！（←このころは毎日興奮気味です☆）

最後に清掃。室内はもちろん徹底的に。外に回って窓も綺麗に拭きます。

ミヤモトがテーブルを手作りします。天板はシナランバーコアt24の3×6板。その板を910×1000にカット。テーブル脚はスチールです。

これが出来上がりました。クリア塗装を二回していますので、天板はピカピカのツルツルです。足が取り外せますので使わないときはコンパクトに収納もできます。

最後に床ワックスを二回施して、引渡しとなりました。

ではその全貌をご覧いただきましょう（←なんかの番組みたいですけど）

アクセントカラーが映えます。映えまくります。

可動式の収納

夜はこのような雰囲気です。

神様のような梁も美しく蘇りました。

エアコン取付・ロールスクリーン取付&お披露目パーティ

エアコンの取付を行います。屋根に室外機を置くのでその台です。アルミ製。

セット☆

中では電気工事でお馴染み河野さんが取付てくれています☆

室外機セット☆試運転して完了しました。

こちらにお客様のご希望でロールスクリーンを取り付けることに。

ついた☆

閉めるとこう。

開けるとこう。

1階のお外。出入口に雨水が溜まっているので、溝をきることに。

ハツるミヤモト

溝完成。これで溜まらなくなりました。

後日、ロールクスリーンを取り付けました。

かわいいライム色のスクリーンです。

さらに後日、古民家リノベーション完成披露パーティーにご招待いただきました☆

たくさんの方が集まって、わいわいがやがや賑やかに楽しいひとときを過ごしました。

ポップなイエローのソファがあり、とてもおしゃれなゲストルームとして活用されていました。本当にありがとうございました☆

>>ひとつ戻る